ドローンは危険なのかドローンは本当に危険なのだろうかドローンは危険 [ＴＶ番組]
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首相官邸のドローン落下事件で、
逮捕された男が「ドローンを官邸に飛ばしても
統一地方選の結果に影響を与えられず無力感があった」
などと出頭理由を話していたことが分かった。
捜査関係者によると、山本泰雄容疑者（４０）は出頭した際、
「ドローンを官邸に飛ばしても統一地方選の結果に影響を与えられず、
無力感があった」「世間の注目を浴びるために自首した」と話したという。
山本容疑者は今月９日にドローンを官邸に落下させたとみられているが、
同１２日の福井県知事選では、原発容認の現職が４選を果たしていた。
放射性の物質を搭載したドローンが、
首相官邸の屋上に「着弾命中」したという今回の事件、
犯人の自首という形で早期に解決したのは何よりだが、
いくつかの問題点が浮かび上がっているので、それを指摘したい。
まず、首相官邸という、国家の枢要部の警備の問題だ。
なぜ2週間も発見できなかった？
首相官邸にドローンが命中してから2週間もの間、発見されなかったというのは、
警備当局にとって極めて間の抜けた話である。
これまでも、フランスでの原発施設上空でのドローンの目撃、
アメリカではホワイトハウス敷地内への不時着事件、
お隣北京でも、外国人が飛ばしたドローンが、
政権の中枢である中南海を撮影するというハプニングもあった。
警備当局は、当然日本でも類似の事件が発生することを想定しなければならなかった。
そして、公安当局の失態も指摘したい。
犯人とされる人物は、自らブログを公開し、
いささか過激な反原発論を展開していたようだが、幸か不幸か、
自首するまで、そのブログは、ほとんど読まれることはなかった様子である。
しかし、閲覧者は少なくても、検索エンジンに掛ければ、
どんなマイナーなサイトでも検索に引っ掛かるのが現代のインターネット社会である。
市民運動というものは、ややもすれば、過激な行動を煽る傾向にある。
公安当局は当然、ウェブサイトにも目を光らせ、
要注意人物をそれなりにリストアップしているものと思っていたが、
残念ながら今回、自首するまで、犯人の正体は解らなかった。
事態が起こる前に防ぐことをモットーとする公安捜査の失敗であると言わざるを得ない（
ただし4月26日時点の最新情報では、犯人は、
ブログは書いてはいたものの、事件発覚まで非公開だったのでは？
との疑問も提示されている）。
官邸の反応などを見る限り、2週間も不審物を発見できなかったことへの反省より、
「ドローンは危険なので規制せよ」という反応が目立つ。
しかし、ドローンは本当に危険なのだろうか。
千葉県船橋市の野口愛永さん（１８）が空き地に埋められた状態で遺体で見つかった事件で、
監禁の疑いで逮捕された男が、
少女（１８）に「殺してもいいと言われた」などと供述していることが分かった。
この事件では、２４日に千葉県芝山町で遺体で見つかった野口愛永さんの連れ去りに関わったとして、
少女ら４人が監禁の疑いで逮捕されている。
捜査関係者によると、このうち、中野翔太容疑者（２０）が警察の調べに対し、
「少女から頼まれた」「本当に殺してもいいのかと聞いたが『いい』と言われた」と供述しているという。
警察は、少女が犯行をもちかけたとみて動機などを詳しく調べている。
山本容疑者は「反原発を訴えるためにやった」と供述していて、
警視庁公安部は動機などを詳しく調べている。
小渕氏、政治資金“簿外支出を隠すため”か
小渕優子・前経産相の政治資金を巡る事件で、
事実と異なる記載は簿外支出を隠すためだったとみられることが分かった。
東京地検特捜部は小渕氏の元秘書ら２人を立件する方針を固めたもよう。
小渕氏を巡っては、収支報告書にウソの記載があった疑いで東京地検特捜部が捜査を進めている。
その後の関係者への取材で、こうしたウソの記載は小渕氏の資金管理団体などで生じた
数千万円の簿外支出を隠すために行われたとみられることが分かった。
簿外支出の大半は領収書がもらえない飲食費など、
小渕事務所の政治活動に使われていたとみられる。
一方、小渕氏は２８日朝、日本テレビの取材に、簿外支出へのコメントを避けた。
一連の事実と異なる記載は簿外支出の事後処理のため、
元秘書の折田謙一郎氏が主導していたとみられ、
特捜部は政治資金規正法違反の疑いで近く折田氏ら２人を在宅のまま立件する方針を固めたもよう。
小渕氏本人は虚偽記載に直接、関与していないため、刑事責任は問われない見通し。
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首相官邸のドローン落下事件で、
逮捕された男が「ドローンを官邸に飛ばしても
統一地方選の結果に影響を与えられず無力感があった」
などと出頭理由を話していたことが分かった。
捜査関係者によると、山本泰雄容疑者（４０）は出頭した際、
「ドローンを官邸に飛ばしても統一地方選の結果に影響を与えられず、
無力感があった」「世間の注目を浴びるために自首した」と話したという。
山本容疑者は今月９日にドローンを官邸に落下させたとみられているが、
同１２日の福井県知事選では、原発容認の現職が４選を果たしていた。
放射性の物質を搭載したドローンが、
首相官邸の屋上に「着弾命中」したという今回の事件、
犯人の自首という形で早期に解決したのは何よりだが、
いくつかの問題点が浮かび上がっているので、それを指摘したい。
まず、首相官邸という、国家の枢要部の警備の問題だ。
なぜ2週間も発見できなかった？
首相官邸にドローンが命中してから2週間もの間、発見されなかったというのは、
警備当局にとって極めて間の抜けた話である。
これまでも、フランスでの原発施設上空でのドローンの目撃、
アメリカではホワイトハウス敷地内への不時着事件、
お隣北京でも、外国人が飛ばしたドローンが、
政権の中枢である中南海を撮影するというハプニングもあった。
警備当局は、当然日本でも類似の事件が発生することを想定しなければならなかった。
そして、公安当局の失態も指摘したい。
犯人とされる人物は、自らブログを公開し、
いささか過激な反原発論を展開していたようだが、幸か不幸か、
自首するまで、そのブログは、ほとんど読まれることはなかった様子である。
しかし、閲覧者は少なくても、検索エンジンに掛ければ、
どんなマイナーなサイトでも検索に引っ掛かるのが現代のインターネット社会である。
市民運動というものは、ややもすれば、過激な行動を煽る傾向にある。
公安当局は当然、ウェブサイトにも目を光らせ、
要注意人物をそれなりにリストアップしているものと思っていたが、
残念ながら今回、自首するまで、犯人の正体は解らなかった。
事態が起こる前に防ぐことをモットーとする公安捜査の失敗であると言わざるを得ない（
ただし4月26日時点の最新情報では、犯人は、
ブログは書いてはいたものの、事件発覚まで非公開だったのでは？
との疑問も提示されている）。
官邸の反応などを見る限り、2週間も不審物を発見できなかったことへの反省より、
「ドローンは危険なので規制せよ」という反応が目立つ。
しかし、ドローンは本当に危険なのだろうか。
千葉県船橋市の野口愛永さん（１８）が空き地に埋められた状態で遺体で見つかった事件で、
監禁の疑いで逮捕された男が、
少女（１８）に「殺してもいいと言われた」などと供述していることが分かった。
この事件では、２４日に千葉県芝山町で遺体で見つかった野口愛永さんの連れ去りに関わったとして、
少女ら４人が監禁の疑いで逮捕されている。
捜査関係者によると、このうち、中野翔太容疑者（２０）が警察の調べに対し、
「少女から頼まれた」「本当に殺してもいいのかと聞いたが『いい』と言われた」と供述しているという。
警察は、少女が犯行をもちかけたとみて動機などを詳しく調べている。
山本容疑者は「反原発を訴えるためにやった」と供述していて、
警視庁公安部は動機などを詳しく調べている。
小渕氏、政治資金“簿外支出を隠すため”か
小渕優子・前経産相の政治資金を巡る事件で、
事実と異なる記載は簿外支出を隠すためだったとみられることが分かった。
東京地検特捜部は小渕氏の元秘書ら２人を立件する方針を固めたもよう。
小渕氏を巡っては、収支報告書にウソの記載があった疑いで東京地検特捜部が捜査を進めている。
その後の関係者への取材で、こうしたウソの記載は小渕氏の資金管理団体などで生じた
数千万円の簿外支出を隠すために行われたとみられることが分かった。
簿外支出の大半は領収書がもらえない飲食費など、
小渕事務所の政治活動に使われていたとみられる。
一方、小渕氏は２８日朝、日本テレビの取材に、簿外支出へのコメントを避けた。
一連の事実と異なる記載は簿外支出の事後処理のため、
元秘書の折田謙一郎氏が主導していたとみられ、
特捜部は政治資金規正法違反の疑いで近く折田氏ら２人を在宅のまま立件する方針を固めたもよう。
小渕氏本人は虚偽記載に直接、関与していないため、刑事責任は問われない見通し。
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タグ：ドローン
