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【放送事故】 峯岸みなみ 視聴者を裏切りたい 脚本家心理 [TV番組]

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【放送事故】 峯岸みなみ 

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「友達より大事な人」 AKB48




 「視聴者を裏切りたい」脚本家心理

しかし、脚本家にしてみれば、「そういうわけにはいかない」というのが本音だ。

 基本的に脚本家が書いているのは「人間ドラマ」であり、その軸となるのは人間の業や本質。

 『○○妻』の脚本家・遊川和彦のような

「オリジナルにこだわる」脚本家は、なおさらそこにこだわっている。

遊川に限らず作家性の強い脚本家は、

「先の読めるドラマは書きたくない」「今の世の中、単純なハッピーエンドの方がウソくさい」と思っている。

例えば、冬ドラマで『問題のあるレストラン』を手がけた坂元裕二もその一人。

同作もバッドエンドとまではいかないものの、

最終回は「ささいなクレームで店を閉める」という厳しい展開だった。

また、『デート~恋とはどんなものかしら~』を手がけた古沢良太もハッピーエンドにしたものの、

最後まで普通の恋愛を描かず、視聴者の裏をかこうとしていた。



これらの展開や結末は、

いわば"ドラマに強い思い入れを持つ脚本家のアイデンティティ"。

『○○妻』の遊川と『ウロボロス』の古家和尚が、

「これはただのバッドエンドではないから、よく考えてみて」と言っている声が聞こえてきそうだ。

ただ、『相棒』は少し事情が異なる。

最終回の脚本を担当した輿水泰弘は、2000年の2時間ドラマ時代から全シリーズを手がけるメインライター。

杉下右京の相棒も3人目であり、「これまでにない形で」という思惑が働いたのは明白だ。

意図としては「ファンを驚かせたい」「マンネリを避けたい」ということかもしれないが、

視聴者が「これだけは嫌」と考える最悪の方法を選んでしまった悲劇のような気がする。



○批判覚悟で選んだ勇気ある結末

そもそもバッドエンドでこれだけ騒がれているのは、

「視聴者がそれだけ作品や主人公に感情移入している」から。

とりわけ幅広い年代のファンを持つ『相棒』は、

15年間にわたって培った信頼関係をいきなり壊されたような感覚があるのだろう。

制作サイドにとって、耳の痛い話である以上に、

「それだけ支持されていたのか」とあらためて感じたのではないか。



ツイッターやSNSなどがこれだけ発達し、

コンプライアンスやクレーマー対策が必要な今、

連ドラ制作は、かつてないほど困難なものになっている。

一話ごとに「ああだこうだ」と多様な予想をされたり、

「あのセリフはモラハラだ」と苦言を呈されたり、

視聴率だけクローズアップされたり、制作サイドへの逆風は強い。

当然ながらドラマをどう見るかは個人の自由だが、

今回挙げた3作の制作スタッフが「勇気を持ってバッドエンドを選んだ」ことはぜひ覚えておいてほしいと感じる。

今クールも初回を見ただけでハッピーエンドが頭に浮かぶ、予定調和型のドラマが多かった。

それだけに「批判覚悟でさまざまな結末を見せようとする」姿勢が個人的にはうれしいのだ。


もちろん"夢オチ"や"記憶喪失オチ"のような超禁じ手だけは、絶対に選んでほしくないのだが……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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